そこなしハッピーエンド4

本の話とかアイドルの話とか。

アニメ『AKB0048』キャスト紹介 その5 仲谷明香

名前 仲谷明香/なかやさやか
演じるキャラクター 藍田織音
誕生日 1991/10/15
出身地 岩手県
AKB内所属 AKB48 チームA
所属事務所 Mousa
キャッチフレーズ 私の半分は優しさでできています

 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』がTVアニメ化された際に「え、あ、はい」という口癖が印象的な北条文乃を演じたのが記憶に新しいなかやん。
 AKB関連グループで声優志望といえば、元SKE48の松下唯と並んでファンが真っ先に思いだすメンバーです。
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 通っていた声優養成所を家庭の事情で辞めた後に、夢を目指すための足掛かりとしてAKB48のオーディションを受け合格。当時まださほど有名でなかったAKB48の存在を知ったのは、中学校の同級生だった前田敦子が所属していたからだそうです。
 2007年に新設された、チームBのメンバーとしてデビュー。2009年『組閣祭り』でのチーム改変でチームAへの移籍が決定。事務所もMousaに移籍し、2010年からチームAメンバーとして活動しています。
 声優としての活動は、『テイルズオブジアビス』(2008年)にて主人公ルークの家に仕えるメイド役をメンバーの柏木由紀片山陽加と共に演じたのが初仕事。
 初のレギュラーは『秘密結社 鷹の爪』の蛙男商会が制作したアニメ『ペロとポロ』(2010年)ミキ役。といっても1話1分の短編アニメなので、一般的に初レギュラーと言われるのは『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(2011年)です。
 原作者の岩崎夏海氏が2007年末まで秋元康事務所に所属してAKB48のプロデュースに関わっており彼女のことを非常に評価していたことから、2010年に『もしドラ』がオーディオブック化された際に岩崎氏の指名で朗読を担当した縁があっての仕事ではありますが、アニメの声優選定はオーディションなのでコネが役立つのはエントリーするところまでですし、レギュラーの役を得たのは本人の頑張りが実を結んだと言って良いと思います。

 所属事務所が新興の小さい事務所の為、主だった2次元寄りの仕事が今のところ『ガンバの冒険』からの派生キャラクターBABY GAMBAのイメージソング「ええじゃないか」*1だったりと大きな仕事を事務所に取ってきてもらうことはそこまで期待できず、彼女が歩き始めた声優の道を確固なものとするにはAKB側からの大きな仕事のチャンスがあった際にスタッフに評価されてオーディションに呼ばれるようになるのが今のところ正攻法の早道でしょうし、今回の仕事がそういうものになることを願っています。
 ちなみに、AKB関連グループの正規メンバー唯一の東北出身である縁からか「ええじゃないか」は東北映画祭2011のテーマソングとなっています。

*1:曲自体はすっごくいい曲だと思う