そこなしハッピーエンド4

本の話とかアイドルの話とか。

アニメ『AKB0048』キャスト紹介 その7 三田麻央

名前 三田麻央/みたまお
演じるキャラクター 横溝真琴
誕生日 1995/9/9
出身地 大阪府
AKB内所属 NMB48 2期研究生→チームM昇格
所属事務所 KYORAKU吉本
キャッチフレーズ きゅんきゅんきゅん みーんなの胸がきゅん やっぱりー? まおきゅーん!

2011年5月にNMB48第2期生オーディションに合格した、今回の声優選抜で最もアイドルになってからの期間が短いメンバーです。
8月13日の2期生公演初日を目指してレッスンに励んでいましたが初日メンバーからは選抜漏れ。2011年8月23日、9度目の公演で劇場デビューしました。
スタートこそ遅れをとりましたが徐々に力をつけて存在感を現し始め、12月の東京、名古屋出張公演にも選抜されて参加。努力の甲斐あって2012年1月、1期研究生と2期研究生から選抜された16人で新設されたチームMのメンバーにも選ばれました。
声優選抜最終オーディションの時は9人中8番目に名前が発表され、まったくの無名メンバーですしそこまで発表されなかったら自分は呼ばれないだろうと思っていたところに不意を打たれて大混乱だったそうで、報道された映像を見ても見事に腰が抜けていました。
特に演技の勉強はしたことはないようですが、一人で漫画を読んでいる時に声色変えながら色んなキャラクターに声を当てて遊ぶのが好きなんだとか。

中学生の時は美術部に所属しており油彩も水彩もやっていたようで、現在も高校で美術を専攻しているとのこと。2期生の誕生祭にメンバー同士で寄せ書きをする時は、いつもメインのイラストを描いています。
 NMB48内のオタクなメンバー5人で集まってやっている自主ユニット「キモヲタレンジャー」の一人でブラックを担当。活動実態は握手会でのコスプレ合わせなどを行なっているようです。

ちなみに声優選抜候補にNMB48から入っていた4人は全員キモヲタレンジャーの構成員で、三田麻央の他にも1期生の木下百花が審査員特別枠に選ばれています。
木下百花はキモヲタレンジャーの言いだしっぺで、NMB随一の変態を自称していてリアル中二としか言いようのないぶっ飛んだ内容のブログを更新することで知られているメンバーですが、正規チームのメンバーでなかったので外仕事が少なめでよく劇場にいたからか後輩にやたら慕われており、本人も面倒見が良いようで三田麻央が初日公演メンバーから漏れた時には夜に電話をかけてきて自分の経験を話したり、誕生日ににはプレゼントをくれたりしているのが三田麻央のブログから伺えます。外でそういう面に触れられると暴れるのでメンバーからツンデレとして愛されています。
三田麻央の話に戻ると、漫画では銀魂が大好きで特に登場人物の沖田総悟を偏愛していてます。スポニチ関西版連載「NMB48'ルーム」の2011年1月18日掲載分で披露した自室レイアウトのスケッチによると、ベッドから見える位置に沖田総悟の掛け軸を飾り、勉強机にもフィギュアを複数飾っているそうです。声優選抜メンバーの岩田華怜も銀魂好きということで2011年1月18日に配役オーディションで顔合わせした際にメールアドレスを交換したそうで仲良くしている様子です。
2011年12月から1月にかけて、学業との両立の不安を理由にNMB48の2期生から続けざまに3人が卒業を決めました。NMB48の活動が彼女たちにとって楽しかったのかそうでなかったのかはわかりませんが学校よりも優先する価値のあるビジョンが見えるものではなかったのだなと思うと寂しいです。けれどアイドルというキャリアはごく一部を除けばそこに人生を賭けても将来に全く役に立たず人生詰むので、ひとり辞める子がいてその選択肢に気づいたら次々と辞めるのも仕方ないのだろうなとも思います。
そんな中で、2期生の中でも目立つメンバーではなく初日公演にすら選ばれなかった三田麻央さんが、急に獲得した、けれど降って湧いたわけではなく評価され選ばれた大きな仕事である声優選抜から自分の将来に何を見ていくのか、これから長いこと見ていければいいなと楽しみにしています。