森田季節『桜木メルトの恋禁術』

桜木メルトの恋禁術 (MF文庫J)

裏表紙あらすじより引用
ラブ・イズ・デッド！　ラブ・イズ・オーバー！　この世にはびこる恋愛という悪魔を人々の心から追い出すため、日々戦い続ける自称正義の恋禁術師、桜木メルト。（中略）愛の告白ができないという呪いをかけられてしまった大和は、メルトの助手となって呪いをとく機会をうかがうのだが……。恋なんてしない進化系（？）ラブコメ登場！！

口絵の登場人物紹介でふきだした。
過去の作品でも森田さんはキャラクターの名前を関西の地名から引用していましたが、今回は北陸のあまりに見知った地名が並んでいたので。
個人的ヒットは野々市しじま。

森田季節さんは少女の情念を書く作家さんなので、情念を武器にする恋禁術師というネタを書いてきたのはとても納得がいった。
読み終わって連想したのは『とらドラ！』の１巻。バディものなのだなー。

読んでいるあいだはとても楽しかったです。