うえお久光『紫色のクオリア』
- 作者: うえお久光,綱島志朗
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 文庫
- 購入: 101人 クリック: 2,229回
- この商品を含むブログ (306件) を見る
あらすじ
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1999/04/08
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 328回
- この商品を含むブログ (99件) を見る
- 作者: ジェイムズ・P.ホーガン,James P. Hogan,内田昌之
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1998/10/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
- 作者: グレッグ・イーガン,山岸真
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/10/28
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 167回
- この商品を含むブログ (269件) を見る
どれもおもしろいよ!ゲッターロボアーク 1 (双葉文庫 い 31-15 名作シリーズ)
- 作者: 永井豪,石川賢,ダイナミック・プロ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/08/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
なんか感想見て回っていたら書くことがなくなってきたよ!
予定説やら王道やらについて書くのがよいかなあとおもいつつ、スティール・ボール・ランもまだ途中までしか読んでないしなあ。
あらすじはあらすじであって、本筋はひとつも語れていない。
読んでいて感じたのは、なにやらまじめだなあということ。もっとネタに関しては外連を効かせればよいのにと思うものの、書きたいのは”それ”ではないということ。
だらだら書く。
割と何度も言っているような気がするけれど、僕はヒロインの人生の物語に無遠慮に踏み込む主人公が苦手なので*1、ヒロインを守る為だけに百数十億年の進化の果てゲッターエンペラーに成った主人公が、ヒロインに否定されるのはそりゃそうだ、という感じ。
ヒロインを救えない等身大の自分を否定する=成長という図式は、その果てに自己を肯定できないのであれば、破綻する。
否定の果てに肯定はそうそうみつからないので、原点に回帰するのが、普通。
自分自身を許さない人間は、上遠野浩平の作品では”世界の敵”と呼ばれる。
そういうものに主人公はなってしまった。
自分を、世界を、”今”を肯定すること。
世界の敵は消え、ゆかりは死ぬ。
学は生きていくのか。それともゆかりと一緒に戦い死ぬのか。
なんにせよここに永遠は現出したのだし、この幸福な世界で彼女たちは幸せに生きて死ぬのでしょう。