公野櫻子『Baby Princess』１巻 感想

Baby Princess〈1〉 (電撃文庫)

ベビプリ初接触。
年長組の名前は一回読んだら覚えましたが、年少組の名前がまだ覚えられません！
年少組の方が設定が突飛なので、物語がついてきたらすぐ覚えそうですけど。ブログを読めば良いんですね。

未就学幼児がヒロイン？になっている物語を思い返してみると、『愛してるぜベイベ』や『うさぎドロップ』等が思い浮かぶのですけれど、わりと「子供が可愛いのは当たり前」であって、強いキャラ付けはなされてなかったように思います。ベビプリ１巻では未就学組の出番はあまりありませんでしたが*1、今後どういう風にそれぞれと関わっていくことになるのか楽しみです。

最近のライトノベルとしては若干少なめのページ数でしっかりと、主人公の陽太郎くんが状況によって家族となってから自ら選んで家族になるまでが描かれていて。良いお話なので続きも楽しみ。
あとは、章題の「キャッチャー・イン・ザ・ファミリー」でちょっとニコニコしました。

ブログは少しだけ見てみたのですがあまりの多幸感に目が潤んだのでとりあえずしばらくは見るのを控えておきます。「おめでとう、キミの本当の家族はここにいたんです！」はすごすぎる。何の福音ですか。

*1:というか姉妹全員、紹介程度の出番ですが