きづきあきら+サトウナンキ『いちごの学校』2度目
- 作者: きづきあきら,サトウナンキ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2007/07/30
- メディア: コミック
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- いつだったかの飲み会で、「きづきあきらはサトウナンキに出会って変わったけど、サトウナンキはきづきあきらに出会って変われなかったよね」って話をしたことがある。要は彼氏彼女の事情ですね。
- 極端な好意は、極端へと飛んで黒歴史と化す。というかそういうものを黒歴史と呼ぶ。それは親に対する好意の逆転のバリエーションなのかな。
- 親の仕事って、子どもの理解が追いついて無条件の好意を黒歴史化される前に逃げ切るチキンレースだと思っている。あるいは、親が自分とおなじあかんたれであることに気づいても、過去の自分と親を抱きしめることができる子どもを育てるか。まあ幻想を貫きとおして本物にできる人も僕の知らないところにはきっといるのでしょうけど。
- いちごの学校の、この若夫婦はどうしようもないアホだけれども、普通の親、家族と何も変わらない。
- サトウナンキさんは特別な話を作れる人ではないと思っているのだけど、この作品に関しては、特別でないからこそ傑作になってると思う。