そこなしハッピーエンド4

本の話とかアイドルの話とか。

2月のMW文庫感想。

今月も面白かったよ!
500ページ台の文庫本が600円台で買えるのはすげーなー、と思った。


柴村仁『プシュケの涙』

プシュケの涙 (メディアワークス文庫)

プシュケの涙 (メディアワークス文庫)

1年前には読んでなかったので初読。良かった。半年前に出たものすら店頭で手に入らなくなるラノベで、こういう形で再発売される機会があるのはいいな。


静月遠火『ボクらのキセキ』

ボクらのキセキ (メディアワークス文庫)

ボクらのキセキ (メディアワークス文庫)

読み始めはすごくワクワクした。前作と同じく、犯人の描き方が若干ひっかかる。続きが出るなら楽しみ。


峰月皓『君に続く線路』

君に続く線路 (メディアワークス文庫)

君に続く線路 (メディアワークス文庫)

鉄道保守のおじさんが主人公、ヒロインが20歳。本当に電撃大賞の応募作って層が厚いなあ。新人さんが毎回ちゃんと面白い。


永田ガラ『観―KAN』

観―KAN (メディアワークス文庫)

観―KAN (メディアワークス文庫)

観阿弥17歳。作者の方は1970年生まれらしいのだけど、70年代生まれが40歳になってしまう時代に生きているのだなあうはあ。


柏葉空十郎『ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様』

野球小説。こういうのも書く人なのか。MIBの内容をよくおぼえてないので、どんな作家さんだったか確認のために再読したい。


入間人間『探偵・花咲太郎は覆さない』

意外と普通に読めた。直近に読んだ入間さんの小説はwasebunU30の短編なのだけど、あっちよりはイライラしなかった。入間さんの本って中高生にちゃんと人気があるようなのでちゃんと読みたいのだけど、そうできないのはやはり同い年だからだろうか。申し訳ないので読まないほうがいいのかなあ。

以上。