『School Days』7〜12話感想
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2008/02/27
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ラストは知っていたんで、普通の子が殺人に至ってしまう過程を読もうと思ってみていたんですけども、全話見終わって確信しました。普通の人は人を殺したりなんかしません。
後半数話の脚本すごいなあ。前半だけだと追いきれてなかったキャラクターの心情が、後半を見ると前半を含めて追えるようになって。
しかしこんな主人公がいるんだなあとびっくりしました。他の登場人物は学園祭やクリスマスに対して色々幻想持っているのに、この男は一切持っていない。でも最初のころは女の子と付き合うことに対して誠も幻想をもっているんですよね。ここからの変遷を追って再度見直そうと思いました。
誠の心情が追いにくかったので、ちょっと気になるところのあった刹那の心情を中心に追って見ていたのですが、刹那は割と追いやすかったです。というかこの物語のスタート地点は刹那なので、刹那の行動と心情を追うと物語自体を深く読めて面白いです。この物語への感想が『誠死ね→nice boat.』な方は、刹那が何を考えて行動しているかを想像しながら見直すのも面白いですよ。
刹那については別にまた書こう。