6月11日の読書。
近所のパスタ屋にて酒を飲みながら。タコのマリネが美味しかった。
ライトノベル
ある種の認識に対するおちょくりを得意とする作家の手による、川原礫『ソードアート・オンライン』のスピンアウト。
川原礫が天然で書いちゃう、良識による思考のセーブを無視すればそのテクノロジーがある世界では当然そういうどうしようもないハックは発生するよねという部分を、ネタ化の名手が悪意的パロディにも見えかねない形で落とし込んだ1巻が出た時は大丈夫これ川原礫怒らない? って思ったけど、気づいたらシリーズは続いているしアニメ化までしていた。
なろう
天野優志『超強力な土魔法使いの実力。土建チートで巨大物を作って世界を変えてしまっています』
https://ncode.syosetu.com/n9609et/
2018年とは思えない素朴な味だったので。なろう初期ならわかるけど今こういうのがランキングに登ってくるのマジでびっくりした。
書きたいとこだけ書いてるっていうのともまた違う、省略じゃなくて単に時間が吹き飛んだような文章に、ツイッター連載系小説に近い読み味も感じたけど、それにしては1単位あたりのアクがなさすぎてうーん? って思ってたら一瞬で投稿分読み終わった。