2010年上半期ライトノベルサイト杯参加します。

2010年上半期ライトノベルサイト杯投票します。

投票し損ねたと思っていたら、ロスタイムで間に合うようなのでコメントちゃんとつけ切れなかったけど投票。
再読する時間がなかったので変なこと言ってたら御容赦。

既読冊数を数える。
新規：93/348
既存：77/615
新人の１巻ばっかり読んでいる気がしていましたが、数字で見てもそうだった。
以下それぞれコメント付きで。

うちのメイドは不定形

うちのメイドは不定形 (スマッシュ文庫)

【10上期ラノベ投票/新規/9784569674605】

話自体の出来、クトゥルーネタの取扱いどちらも丁寧で、スマッシュ文庫の期待値を維持してくれる良作。
スマッシュ文庫からは、　『黒髪娘「そんなにじろじろ見るものではないぞ」』の橙乃ままれさんの作品がでることも決定していたり、タイトル一本釣りな作品が色々刊行予定にはいっていて、下半期も注目して読んでいきたいですね。

ラ・のべつまくなし

ラ・のべつまくなし2 (ガガガ文庫)

【10上期ラノベ投票/既存/9784094511901】

最終巻は下期の期間内ですが、半年後の自分の判断はわからないので上期で投票します。
あんまりライトノベルっぽくない人物配置というか、主人公と親友の関係性妄想が容易でいいですね！
なにより、社会人×女子学生の恋愛というのが単にツボなんです。おとなってやーね。

白磁 第1巻 (花とゆめCOMICS)

花の名前 1 (花とゆめCOMICS)

彼氏彼女の事情 (10) (花とゆめCOMICS)

いや、高校生と恋愛する社会人は基本的にダメダメだとおもうんですよ。
そのダメさを、少女の誇り高さや聖性で回収するはなしは本当にだめだと思うんだけど、誠実に書こうとする作品は体かゆくなりながら読みます。
ブンガクくんの考え方には賛同できない所もけっこうあるんだけどね。

ロウきゅーぶ！

ロウきゅーぶ!〈5〉 (電撃文庫)

【10上期ラノベ投票/既存/9784048685986】

きっと完結するまで、僕はこの作品に票を入れ続けるのでしょう。
ミニバスケットボール部に所属する少女達と、高校のバスケットボール部が休部になって、白けてしまった少年のボーイミーツガール。
電撃Ｇ’ｓマガジンでもコミカライズが開始して、これからメディアミックスも進んでいくのでしょうか。
書いてたら長くなりすぎたので全部消した。そのうち別エントリで。

ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様

ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様 (メディアワークス文庫)

【10上期ラノベ投票/新規/9784048683814】

同じメディアワークスのMW文庫からスポーツ物を一冊。
決してうまい小説とは言い切れないし、話もちょっとひっかかるところはあるのだけど好きなものを誠実に書こうとしているように感じられるので、期待。
2巻も買ってあるので読むのが楽しみ。

曲矢さんのエア彼氏

曲矢さんのエア彼氏 3 (ガガガ文庫)

【10上期ラノベ投票/既存/9784094512014】

今期入ってから『黒白キューピッド』と『ロクメンダイス、』を読んで、最新作の読みやすさに驚いた。それでいて書こうとするものは変わってないので素敵。

織田信奈の野望

織田信奈の野望 3 (GA文庫)

【10上期ラノベ投票/既存/9784797358759】

現代の男の子が戦国時代にタイムスリップしてボーイミーツガール。
題名どおりの男女逆転もの、ではないのが面白い。
この作品内の大名たちは、性別に関係なく第一子に家を継がせる為、結果的に殆どの有名武将が女性となっている世界です。
男系でなくなったのはほんの数世代前のため、年長のもののなかには、女性が家長であることに違和感をもっている人も居たようなうろ覚え。
作者は武将の女性化のためのロジックとしてこのような方式を選んだだけだとは思うのだけど結果としてその事自体が面白い効果を生んでて楽しい。
主人公の男の子は、現代で光栄ゲーを遊んでいた知識で戦国時代を渡っていきますが、当然それが通じなくなるフェイズがぼちぼちきます。楽しみ。
浅井長政夫婦が好き。

絶対女王にゃー様

絶対女王にゃー様2 (ガガガ文庫)

【10上期ラノベ投票/既存/9784094511826】

最近、J・さいろーさんのジュブナイルポルノをちょくちょく拾って読んでいますが、もうこのまま小学生の夏休み過大図書に紛れ込ませたい！　とかおもいます。いや、ポルノだって。
ゲームはやったことないのでそのうち手を出したいですね。

ぷれいぶっ！

ぷれいぶっ! (電撃文庫)

【10上期ラノベ投票/新規/9784048683319】

異世界を救った勇者のその後のお話。同時期に『かつて勇者だった少年』もでてましたね。シンクロニシティ！
異世界から帰還した勇者たち、あるいは異世界から現代世界に迷い込んだものたちを保護する特殊な高校を舞台にしたお話。最弱の世界線の勇者である主人公と、最強の世界線の魔王である生徒会長の諍いを通じて、なぜ勇者は勇者足りえるかを簡潔に描いていた、ような（うろ覚え）。
これも２巻がもうすぐ発売。

神さまのいない日曜日

神さまのいない日曜日II (富士見ファンタジア文庫)

【10上期ラノベ投票/新規/9784829135211】

２巻に投票。
ライトノベルの新人賞受賞作の２巻目は、応募作が大概１巻分で完結している都合上、前提の変換がはいるのでけっこうどきどきしながら読むのですが、より楽しい世界、よりヤバいアイちゃんが見られて満足度の高い２巻でした。
このまま今ラノベでもっともヤバい幼女にならんじゃろか。

踊る星降るレネシクル

踊る星降るレネシクル (GA文庫)

【10上期ラノベ投票/新規/9784797359367】

アニメ化希望。ニャル子さんの次にいかがでしょう。キャラソンも話のすじ的にだしやすいですし。
考えていることが文字通り顔に出てしまうヒロインという設定は、けっこうライトノベル的にクリティカルなんじゃないだろか。

以上！